前回の投稿では、
英語で伸び悩む子の”親の”特徴を
お話ししました。
少し乱暴な言い方をしますが、
私が思うに、
日本人の親は厄介です。
簡単な日常会話もままならないくせに、
英語の知識はあって、
子どもに不要なプレッシャーを与えます。
英会話教室に通わせるくせに、
宿題を一緒にやることもせずに、
子どもが英語を話せるようにならないことを嘆きます。
想像してみて下さい
子どもが習っている言語が
もし英語ではなく、
親が全く知らない言語、
アラビア語やスペイン語、中国語だったら…?
子どもが習ってきた言語で
挨拶ができたり、自己紹介ができたり、
色の名前、動物の名前、
何か知っている単語があれば、
それだけで感動し、
心から褒めてあげませんか?
でも、英語だと・・・
どうしてでしょうか…?
親の中で知っていることが
当たり前の状態であるため、
2歳頃の言葉がままならない時には
褒めてあげていたはずなのに、
いつからか褒めることより
間違いを指摘することが増えていきます。
そして子どもが英語を嫌いになってしまうのです。
勉強が苦手だった親の方が子どもが伸びることがある
今回は失礼な発言が目立ちますが、
言葉を選ぶと伝わりにくくなるので、
ご了承ください。
一般的に、親の学歴や収入が高い方が
子どもが高学歴になりやすいと言われています。
しかし、英会話においては、
(英語の成績ではありません!)
違う結果になることがあります。
勉強ができない親の方が
ただ褒めることに徹することができ、
子どもが英語に自信を持ち、
のびのび成長していくことがあります。
もちろん他の要素、例えば、
家での英語時間をどの程度確保できるか、
いかにアウトプット環境を与えることができるか、
更に、子どもが興味を持った分野に
どれだけ英語を関連付けることができるか…
なども重要です。
しかし、少なくとも言えることは、
親のせいで子どもが英語を嫌いになる
という事態は避けられることが多いです。
他力本願
更にもうひとつ厄介なのがこれです。
子どもの成長を他人に託すタイプです。
これは親自身が塾などで成績を上げてきたためで、
子どもが英語を話せるようになるためには、
専門家に任せることが最善策と信じて疑いません。
そして、英会話教室に通わせれば英語を話せるようになる、
話せるようにならなければその教室のせいだ…
と思うことさえあります。
つまり、
子どもの英会話という点においては、
高学歴で他力本願な親が
子どもの足を引っ張るケースが多く、
これは珍しいことではありません。
それでは、どうすれば良いのか…
なかなかそこにたどり着けず
申し訳ありません💦
次こそ具体的なお話をさせていただきます!